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使用時の注意事項

まず、最初の画面設定に注意が必要です。Auto Cadは、海外でも使用されるので、初期設定はインチでしてあります。これをミリに直しておきましょう。また、Auto Cadのバージョンによってかなり使い勝手が異なります。Auto Cad2010の辺りから、エクセルのリボンタブの様なアイコンが導入されました。これによって、視覚的に製図を行う事がより分かりやすく簡易にできるようになりました。例えば、1メートル四方の正方形を描きたい場合、エクセルの図形描写と同じような、四角形のアイコンがありますので、それをクリックします。モデル空間上の一点を右クリックして、数値を1000,1000と入力します(製図の単位をミリにした場合)。すると、1メートル四方の四角形がモデル空間に描かれます。

注意点としては、四角形を描く方法はこの一つではないという点です。描き方は、各個人のかきやすい方法で描きます。例えば、(X座標の値、角度)を入力する線の描き方や、円を描いて内接する六角形を描く描き方などがあります。また、多用するコマンドとして、平行線、トリム、フィレットなど製図上大変便利なコマンドがあります。ですので、コマンドの種類に関しては、独学なり、経験者に教わるなりして、覚えていくのが良いでしょう。使用者の好みにカスタマイズできるので、自分のパソコンのAuto Cadが一番使いやすい物です。他の人のAuto Cadを使うと、バージョンが同じでも画面の設定が違ったりする場合がありますので、その点だけは注意して使用しましょう。

使い方

Auto Cadの使い方には少しコツがあります。製図ソフトの中では極めて使いやすいソフトなのですが、やはり慣れるまでは難しいと感じる人が多いようです。Auto Cadの最大の特徴としては、「原寸で図面が描ける」という点です。ドラフターで紙にペンで図面を作成する時は、縮尺を計算してその長さの線を引きます。例えば、1:100の図面を作成する場合は、原寸が1メートルの場合は、図面上に1センチの線を引きます。このように、縮尺計算をいちいちする必要が無いのが、Auto Cadなのです。これはパソコンのディスプレイ上で、図面を描く方法だからこそ可能になった画期的な方法です。

Auto Cad初心者の人でしたら、まずは四角形や三角形、円などを描いて練習するのが良いです。まずはモデル空間に原寸で描きたい図を描きましょう。そして.レイアウト画面で縮尺を行います。以上が、Auto Cadの使用法の基本です。モデル空間に描かれた図面はあくまでも原寸大です。これを100分の1に縮尺したい、1000分の1にしたい等の場合がほとんどです。レイアウト画面の枠の設定によって、縮尺を簡単に決定できます。また、一つのモデル空間の図面から、いくつものレイアウト画面が作成できます。100分の1の図面、1000分の1の図面など、異なる縮尺の図面を、レイアウト枠の設定を変えるだけでいくらでも作成できるのです。これが一番のAuto Cadの魅力です。

Auto CADの操作

CADというのは「Computer Aided Design(コンピューターによるデザイン支援システム」の略です。と言ってもイメージがわきにくいのですが、要は、図面が書けるパソコンソフトと思ってもらうのが良いでしょう。昔は、製図をする人はドラフターという、製図用の図面台を用いて、線を引いていました。建築図面や機械図面も、このドラフターや、複写する際にはトレース台などを用いて、手描きで精密に書いていました。現在は、ドラフターやトレース台よりもCADが用いられる事が多いです。手描きに慣れているベテランの技師さんなどは、CADを使わない方もいますが、若い製図屋さんは、ほとんどがCADで図面を描きます。

CADはパソコン上で図面を描くソフトの総称で、いくつかの種類があります。その中でも、多く使用されているのは、Auto CADと、JW CADです。まずJW CADは無料でダウンロードできるソフトであるという点が最大のメリットです。その代り、使い心地としてはAuto Cadの方が機能が豊富な面もあります。
Auto Cadは、企業などで多く用いられているCADの形式で、他のCADソフトとの互換性も高いです。ただ、Auto Cad自体は、1本10万円以上する高価なソフトなので、図面を作成する仕事に就いている方にしか普及していないと思います。自宅のパソコンにインストールするのは、仕事で使っている人だけだと思います。学生にも個人で購入するには手が届かない額です。しかし、多くの機械系、工業系の大学や専門学校では、導入している製図ソフトです。ちなみに、Auto Cadと同じ動作環境を持つ低価格の互換ソフトなどもあります。
また、Auto Cadは普通のパソコンにインストールするだけで使える環境ができますので、CAD用のパソコンが必要という訳ではありません。

関連リンク〔http://www.jdraf.com/
DWG互換に優れたCADソフトです。